今はもう廃刊になってしまった、マニアならだれでも知っている女装雑誌の草分け。そこに掲載された一枚の画像を今も大切に保存しています。校章付き大阪M学院高校の本物制服であることが今も私の心をとらえて離しません。

身体にぴったり合ったセーラー服に身をつつんだおかっぱ頭の乙女は「紅尾いさ子」さん。
発刊は2003年。当時はブルセラショップの全盛期でしたがネット販売などはまだ普及しておらず、したがって在庫なども直接出向かなければわからず、あったとしてもサイズ難ありも多く、彼女のような完璧変身は容易に叶いませんでした。
いっぽうでここまで可憐な変身をとげ、専門誌の表紙まで飾った彼女に対する羨望、嫉妬は当時の私を強く支配し、画像を見ながら自慰行為に耽る日々がしばらく続きました。

同好の士、とくに特定の学校制服愛好者には互いのこだわりがよくわかるものです。制服がジャストサイズであること、校章までが完璧に付けられてあることが私の心を疼かせました。
いさ子さんの姿を見ながら私はいろいろな妄想をめぐらせました。そもそもこの制服を彼女はどのようにして入手したのか。ショップ経由か、元生徒の彼女から譲ってもらったのか、校章が付いていることや服地がある程度こなれていることからして、新品を購入したとは考えにくく、なんらかのルートでジャストフィットの中古品を入手したとなると、この制服は実際に通学電車に乗り、校門をくぐり教室に入り、あるときは更衣室に脱ぎ捨てられ、修学旅行にも参加したであろう、、そんな付加価値の高さが画像を通じて私の気持ちをいっそう昂らせるのでした。

彼女の頭髪はウィッグなのだろうか、自毛で整えているとしたら、、私の嗜好は彼女の装いと近いものでしたから感情移入しやすく、自分も身体にぴったり合ったおなじ制服を手に入れ、彼女の同級生になって何くわぬ顔で通学電車に揺られ、やがて校門をくぐり、おなじ教室に入って机をならべる妄想をいだきました。
休憩時間には二人でお手洗いへ向かい隣どうしで用を足します。淫らな妄想にいつも下着を汚してしまう私に、彼女はそっとおりものシートを手渡してくれるのでした。

下校道を歩いてきょうは彼女の家へ遊びに行きます。迎えてくださったのは品のよいお母さま。制服姿のまま彼女のお部屋に通され、お母さまが運んでくれたお茶をいっしょに飲みます。
小さい頃から女の子として育てられた彼女の写真アルバムを見せてもらったり、整理ダンスの下着を見せてもらったり。近くの男子校で評判の憧れ男子の話に花を咲かせる私たち・・・

※情報元廃刊に鑑み、美を追求した先駆者を顕彰したく画像引用しました。支障あればご一報ください。すみやかに対処いたします。